そこにあるのは真っ白なキャンバス　ゆっくり目を閉じて自分色に染めていく　嬉しい色 悲しい色 ちょっと垂らして　泡立てたり　ふわっと浮かび プツッと消える　そこにあるのは真っ白なキャンバス

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エンドレスな悩みを　頬まで浸かってめぐらせてしまう　バブルと一緒に消えたらなぁ　大きいラッキーはあまりないけど　ささやかなプレゼントを数えたら　がんばれそう　親切なあの人のコトバ　手伝ってくれたあの人の笑顔も　見つけたかわいい小さな花　手のなかでキラキラ光る水面も　眠るとき　もう１回思いだしてみよう

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風切るきみに訊いても容易いと云う　風波を過ぎ全てを知悉したような　きみには分かるまい　群青の渦に漂い藻搔いていると　「それでいい」と。　　藻掻くきみに訓えても　ただただ漂う。　　日常の行為は悉く群青のはじまりでも　その深さには雨後に気付く　「それでいい」と

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今日はあなたのためだけの探偵になる　　カラフルを見定める虫めがね　むむむ？この香りはなんだ？　ふむふむ。　このカタチもいいかもしれない…　　大切なあなたのために　たくさん推理しました　　どう？当たったでしょ？　名推理でしょ？

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まるで自分じゃないみたいに　ただ流れゆくこの日々が　知らない誰かを俯瞰している様で　そんな弱さを知られたくなくて　誰にも見つかりたくなくて　心の奥底へと、この秘密を隠した　だけど今日くらいは、今この瞬間だけは　他の誰でもない自分を、ただ愛したい｡　この香りを抱きしめながら　私だけの時間を。

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あたしを元気つけるためにたくさん　パクパクモグモグ　あたしをスッキリさせるために　プカプカユラユラ　今日も努力したあたしを癒すために　ゴロゴロピタリ　あっ　今日はたくさん頑張ったから夜中だけど　アイス食べちゃおうかな　またモグモグ

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額縁に足を掛けて、　長く浸かった絵画から　抜け出た瞬間の熱と言うのは、　感情が膨れてカッとなった時の　火照りによく似ていると思う。　それが平熱にもどる時、　心の洗濯と言う言葉の意味を知る。

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疲れた時は湯船に浸かって目を閉じる。　思い出すのは、電話で告白した大学生の　こと　大急ぎで身体を洗い、湯船に浸かって　いると、母が電話を持ってきてくれた　急いで湯船から飛び出て脱衣所で　スマホを握ると入浴剤の甘い香りが　鼻をかすめた。　『◯君、あのね』　この気持ち、甘い香りに　乗せて貴方に届けたい。

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あなたが好きって言ってた「物」　あなたが好きって言ってた「事」　ほとんど好きになれたけど　　あなたが私に伝えてくれた「好き」は　どうしても素直に好きになれなかった　　でも今なら　どんな私も好きになれるかも　

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今日は無傷でいられなかった　トゲトゲをいっぱい心に刺して　笑顔のひび割れを隠して　やっと今　温かな場所にたどり着いた　　もういいよ　泣いていいよ　かなしさはバスタブに沈めよう　さみしさはバスボムに溶かそう　忘れたいものすべて　洗い流そう　　ここは　あなたを抱きとめる場所

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#詩を浴びよう

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