一週間部屋に飾っていたバスボムを、　勇気を出して、湯船に入れてみた。　キラキラな見た目とトロトロのお湯に、　一週間の疲れが吹っ飛んだ。　お風呂から上がる時、　少しだけ寂しくなった。　部屋に戻るとバスボムの残り香がした。

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どんなに泣いても涙は枯れず　どんなに願っても戻っては来ない　　なくしたことを悲しむよりも　愛に溢れた時間を思い出して　そこにいるみたいに話しかける　　今も自分の中にある愛はなくならず　あのぬくもりのように優しく　私の心を包んでゆく

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薄紫と水色が僕を包んだとき　夕焼けにある寂しさと憐憫に　素肌は包まれる　トンカの香りが鼻をくすぐって　手元を見ると　きらきら　何もかもを赦されたかのような　何もかも忘れてしまったかのような　トワイライトムーン　甘いゆりかごの香り　いつまでも憶えている

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一人だと贅沢、リラックス　二人だと特別、ドキドキ、触れ合う肌　三人だと賑やか、　溢れるのはお湯だけじゃない、　笑顔や歌声　　カタチを変える　私のバスタイムの側に　変わらずいてくれて、ありがとう！

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「私は私が嫌い」　そう言うとあなたはいっつも　「君が自分を嫌いな分　 俺が君の分も好きになる」　って言ってくれたね　　その言葉をかけられる度に　少しだけ自分を好きになれたよ　　

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カラフルな香りや色が　貴方を包み込んでくれる。　さあ始めよう。　楽しみ、感じる準備を

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1日頑張ったカラダの重み　お疲れ様です　ほっと一息つきましょう　カラダを解きほぐす　お風呂時間　今日も1日ご苦労さま　明日もよろしくね

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嫌なことがあったから　一緒にお風呂に入ってあげよう　お風呂の湯に浮かんだら　だんだん体が溶けていくわ　お風呂の湯に浮かんだら　どんどんあなたが見えなくなるわ　私はこの身を捧げたら　あなたはきっとネロリでけろり　私が見えなくなったら　あなたはきっとお風呂で1人

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今日は無傷でいられなかった　トゲトゲをいっぱい心に刺して　笑顔のひび割れを隠して　やっと今　温かな場所にたどり着いた　　もういいよ　泣いていいよ　かなしさはバスタブに沈めよう　さみしさはバスボムに溶かそう　忘れたいものすべて　洗い流そう　　ここは　あなたを抱きとめる場所

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ゆっくり　じっくり　地球をぐるりと旅してみる　境界線などはなく　この星はまあるくて　青々していて　案外シンプルだった　複雑にしていたのは　わたしだった　シンプルでいいんだ　シンプルで

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#詩を浴びよう

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